2018年8月アーカイブ

これまでアスノオトでは、都市と地域を結ぶさまざまな学びの場作りや運営、コーディネートをしてきました。

その中で、オンラインベースでの学びの場やプロジェクトベースの学びの場など、知見も蓄積されてきたこともあり、今回、いよいよその集大成となるようなプロジェクトを始めようと思います。

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今の日本には生きづらさを抱える人が都市部でも地域でも、増えているように感じます。それはなぜでしょうか?

 

今までは「この道を進めば大丈夫だ」という、安心できる道が見えていました。しかし今の時代、「この道」の先がどうなっているのか分かりません。生き方の正解がぼやけてきているのです。その中でみんなが「自分なりの正解」を作っていかなければいけないのに、その作り方を誰も教えてくれないから、生きづらさを抱える人が増えているのではないのでしょうか。

 

正解がわからない時代に生きているなら、自分にとっての正解をともに探せばいい。

そこでアスノオトでは、自分なりの問いと仮説をつくり、「自分として、生きる。」人―"自分に根ざし"、"私たち"という感覚で未来を共創していく人―を育てる場として『さとのば大学』をつくります。

 

 

<さとのば大学の特徴>

・たまに地域に訪れるのではなく、4年間で4つの地域に「暮らしながら」学び、

・机の上で学ぶのではなく、地域の人と一緒にプロジェクトを「やってみて」学び、

・講義をみんなで集まって学ぶのではなく、日本全国「好きな場所で」学び、

・学びを与えられるのではなく、常に他地域の仲間と切磋琢磨し、大学側も含めて「変わり続けて」学ぶ

 

<さとのば大学のカリキュラム>

①地球とのつながり、人とのつながりを実感する「暮らし時間」

②地域で自分なりに表現・挑戦してみる「プロジェクト時間」

 ③オンラインで、"考えかた" と "関わりかた" を学ぶ「講義じかん」

の3本柱で構成。

例えば、「朝は、日の出とともに田んぼの草むしりをして、午前中は、少人数制のオンライン講座を受けて、午後は自分のプロジェクトを地域の人と共に動かし、夜は集落のお祭りの練習に参加する」ような、①暮らし・②プロジェクト・③講義の3種類の時間が混在するような、そんな学生生活を送ってもらえたらいいなと思っています。

 

<「さとのば大学」の由来>

さと=日本の地域こそが、次世代に必要な学びを得る場であり、さとで学ぶ人がたくさん増えることで、日本のいろいろな場所が誰かにとってのふるさと(自分を育ててくれたと思える場所)になるといい。そんな思いを込めています。

 

 

【クラウドファンディングに挑戦中!】

現在さとのば大学はクラウドファンディングに挑戦しています。

1000万円のオール・オア・ナッシング形式(目標金額が集まらなかったらゼロ円)という難しいチャレンジをしたのは、今回のプロジェクトが多くの方が必要と思っていただけるプロジェクトでないなら、そもそも具現化できないと思ったので自分なりの覚悟の現れでもあります。

8月27日までとなっています。ご賛同いただける方は、こちらをご覧ください。

https://camp-fire.jp/projects/view/71023

 

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