【プレスリリース】さとのば大学附属高校構想を立ち上げ。参画主体募集のための説明会を開催(2/21)
地域を旅する大学 さとのば大学を運営する株式会社アスノオト(代表取締役:信岡良亮、所在地:東京都千代田区、以下当社)は、地域を学びのフィールドとして、「社会は自分たちで楽しく変えていける」という未来共創感覚が身につく「さとのば附属高校(通信制サポート校)」構想を立上ました。今回、本構想についての説明会を開催すると共に、自地域での開校や連携に関心ある方(民間、行政)をひろく募集します。
株式会社アスノオトはこれまで「未来はわたしたちで創る・変えられる!が当たり前になる社会を創る」に向けて、未来共創人材を育成する「さとのば大学」を運営してきました。さとのば生は連携する全国15地域を、1年ごとにうつりながら、その土地の地域事務局に見守られつつ、地域の様々な主体とともに学び・自身の探究を続ける中で内省し、マイプロジェクトを繰り返し、未来共創の一歩を踏み出しています。
■ さとのば附属高校の構想とは
日本の地方創生において「地域で新しいことにチャレンジする人材」の不足が一番のボトルネックになっている。多くの地域がチャレンジできる人材獲得競争となっている現在、人の奪い合いのようなセロサムゲームではなく、地域こそが新たなチャレンジする人を育てるための「人材育成機関」として変容していくことこそが、日本の地方創生の根本解決になると考えています。
一方でその人材の元となる高等教育の分野では、不登校の生徒の増加、全日制から通信制の学校への転校などが増えており、社会経験値を獲得する選択肢がなくなっていっているという危機感があります。多くの若年層は自己肯定感が低く、「社会は怖いもの」となってしまっている現状があります。
さとのば大学では、地域を社会を学ぶための最適なフィールドとして捉え、実践学習のメソッドを確立することで、多くの人が「社会は自分たちで楽しく変えていける」という未来共創感覚を身につける仕組みを開発しており、このたび18-22歳に向けた学習空間だけでなく、15-18歳のより若い世代に向けて、地域を学びのフィールドにするための仕組みを作りたいと考え、さとのば大学附属高校の構想を打ち出すことといたしました。
■ さとのば附属高校設立主体を募集中
さとのば附属高校は、既存の通信制高校と提携した通信制サポート高校として設立し(連携先はほぼ確定)、主に株式会社アスノオト・通信制高校・地域民間主体で運営予定です。
さとのば附属高校の特徴は
①高校卒業資格は、通信制高校にて取得可能
②地域民間主体と開発し、地域の様々な主体とともに、各地域の状況や歴史文化産業と紐づいた学習カリキュラムを設計・運営
②探究重視のカリキュラムで、日頃から多世代と交わり学生の内省力や実践力を向上。大学進学を希望する場合も、総合型選抜試験で活かせる経験を積む
③複数地域での同時開校を目指し、実現した場合、希望者は1年に1度他の地域に移動し、多地域での関係性及び機会の多様化を実現
④民間主体の学校だからこそ、運営側・教員や講師も独自採用し、地域に合わせた体制やガバナンスを整備
現在開校検討している地域民間主体がいくつかあります。地域に高校がないまたはなくなる可能性がある地域や、幼少期から高等教育までの一気通貫した教育機会の提供を目指す地域など、状況背景は様々です。
上述のように複数地域での同時開校を数年後に検討しており、立ち上げに際しての資金獲得のため2024年度にある交付金の申請準備を進めています。そのため、本構想に参画希望する地域民間主体および行政を募っており、今回説明会を開催することとなりました。
■ 説明会概要
▼概要
開催日時:2024年2月21日(水)16:00~17:00
開催:zoomでの実施
コンテンツ:
・「さとのば附属高校」構想の紹介
・今回募集する参画対象や今後の流れ
・質疑応答・アンケート記入
(以降、最大17:30までで追加の質疑応答も可能)
発表者:信岡良亮、全体進行:佐藤淳
対象:
・新しい高校づくりに関心・参画検討したい民間・行政等の方
・本構想の立上げを推進または支援することに関心ある方
(カリキュラム開発、学生募集、ファンドレイジング等)
・本構想への連携を検討したい方
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