mail
WHAT'S NEW
お知らせ
2019年02月15日

【しごとバー神田】2/27(水)村に大学つくらナイト



image1.jpg

 

こんにちは。西粟倉村役場の井上といいます。

西粟倉村とは、岡山県英田郡に位置する人口1,500人、面積の95%を森林に囲まれた小さな村です。2008年に、むらづくりのビジョンとして「百年の森林構想」を掲げ、それから10年が経ちました。

若い起業家による多様な「ローカルベンチャー」が生まれ、そこに加わるおもしろい人たちも集まり、現在では人口の1割がⅠターン者です。

その結果、子どもの数は約2倍に増加すると見込まれるなど(2008年推計から2018年推計)、未来の姿はどんどん変化しており、森から広がった西粟倉村の取り組みは次のフェーズへ移行する時期にきています。

これまでの10年は「自然資本」に注力してきましたが、これからの10年は自然資本と併せて「社会関係資本」にも注力していきます。

image3.png
そのスタートの一つが新たな教育・学びへの挑戦です。

高校がない村へ、大学をつくりたい。
そう考えたわたしたちは、現在始動中の「さとのば大学プロジェクト」に、提携地域として参画することを決めました。

「さとのば大学」とは、地域でのプロジェクト型学習で学ぶ大学です。

実際に地域に住みながらオンラインでのインプットと、実際にプロジェクトを動かすアウトプットの両輪を大切にしています。
現在、全国の4つの地域と提携が決定しており、その土地の自治体や企業と連携して実践しながら学べるような環境を整えています。西粟倉村もその拠点のひとつになります。

そして、単に学生を育てるだけでなく、さとのば大学を、西粟倉村が新たな教育や学びへ変化していくためのきっかけにしたいと考えています。

さとのば大学を通じて、若い世代が想いを制限なく伸ばせたり、モヤモヤを吹き飛ばすことができる環境をつくりたい。そして、これからの時代をつくる若者たちに、自分と向き合い、そしてやりたいことに挑戦できる環境にしたい、と考えています。

寛容な空気感に包まれた優しい豊かな環境が地域に生まれ、若者を自然と応援するといった単純な「Giveの連鎖」が日常に生まれれば、もっと生きることを楽しめるはずです。それは、学生だけでなく地域の住民も。

そんな風に、「生きるを楽しむ」、上質な田舎を僕らはつくりたい、と考えます。

image2.jpg

そして現在、「さとのば大学」の受講生の学びを、西粟倉にいながらサポートする「学びのコーディネーター」を募集しています。次世代のために、ともに未来を想像しませんか。

今回のしごとバー神田には、わたくし井上と、西粟倉村からともに「さとのば大学プロジェクト」を進めている萩原の2人がオンラインのゲストとして参加いたします。

「さとのば大学」の「学びのコーディネーター」に興味のある方はもちろん、ローカルベンチャーに興味のある方、未来を見据えた新しい動きに関わりたい方、新しい学びのあり方に興味のある方など、ぜひお気軽にご参加ください。

▼こんな方におすすめ
・「学びのコーディネーター」に興味のある方
・ローカルベンチャーに興味のある方
・未来を見据えた新しい動きに関わりたい方
・新しい学びのあり方に興味のある方
  など、ぜひお気軽にご参加ください。

▼申し込みはこちら
https://goo.gl/forms/vwoVxIWle94MX20h1


<概要>
日時:2019年2月27日(水)19:30~
場所:風土はfoodから
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3丁目15番地2F
参加費:1000円(1ドリンク付き)



<ゲストプロフィール>

image5.jpgのサムネイル画像

萩原勇一(はぎはら・ゆういち)

西粟倉村出身。平成2年に西粟倉村役場に入庁。ライフラインなどの整備をはじめ、税・高齢者・障がい者福祉等を経験し、平成29年度から商工観光と地方創生を担当。さとのば大学PJには、自分の興味と地方創生文脈から関わっています。マイプロジェクトとして村の中学生キャリア教育の「あわくら未来アカデミー」を企画中。さとのば大学との連携ができればと企んでいる。

image4.jpg
井上大輔(いのうえ・だいすけ)
岡山県西粟倉村出身。大学卒業後、Uターンし西粟倉村職員となる。「百年の森林構想」による林業再生事業や再生可能エネルギー事業など村内の地域資源を活かす村の取り組みが進む中、次の一手として、ローカルベンチャー推進事業に着手、多くのローカルベンチャーや広がりが地域に生まれる新しい流れをつくる。平成29年4月に保健福祉課へ異動、保健福祉分野で試行錯誤中。さとのば大学への地域参画は行政内個人プロジェクト。


紙飛行機 紙飛行機 紙飛行機